ITパスポートの計算問題が出題される割合「苦手なら捨てても問題なし」

ITパスポートの計算問題が出題される割合「苦手なら捨てても問題なし」
ハテオ君

ITパスポート試験の勉強しているんだけど、計算問題が全く解けないし理解できない。これじゃ合格できるか本当に不安だなぁ...。

今回はこの悩みを解決します!

今回の記事テーマ

ITパスポートの計算問題が出題される割合と対策方法を徹底解説!

ITパスポートの試験勉強をしているときに「計算問題苦手だなぁ」と感じる方は多いかと思います。

結論、計算問題はそこまで重要ではありません。

そこで今回は、計算問題がどのくらい出題されるのか?よく出題される計算の求め方について解説していきます。

また計算が苦手な方は最悪捨てても問題ない理由まで徹底解説していきます。

本日の記事内容

この記事を最後まで読むことで、「計算苦手だわぁ」と感じている方のモヤモヤを全てスッキリ解決することができます。

今回の記事を参考に、ITパスポートの試験対策を効率よく行い、合格までの道のりを最速で駆け抜けていきましょう。

元中卒の自分が、誰でも理解できるように解説していきます。

それでは早速見ていきましょう。

黄島 成

ITパスポート試験で計算問題が出題される割合

ITパスポート試験で計算問題が出題される割合

まずは試験ではどのくらいの計算問題が出題されるのかを把握しておきましょう。

これからの共有する統計結果は、平成32年度〜令和3年度で実際に出題された過去問題のデータを基準に算出しております。

それでは早速見ていきましょう。

計算問題の出題率は「平均8%」

最新統計情報

ITパスポート試験の計算問題出題率(最新統計情報)
参考元:ITパスポート試験「過去問題(問題冊子・解答例)」

上記最新の統計情報を基に考えると、出題率は平均8%となっています。

意外に少ない印象がありますね。

どのくらい試験で出題されるのか想定する場合は、約10問くらいだと考えておきましょう。

分野別の計算問題の出題数

ITパスポート試験では以下3分野が出題されます。

  • ストラテジ系
  • マネジメント系
  • テクノロジ系

次に上記3分野に分けて、計算問題が出題される統計結果を共有しておきます。

ストラテジ系

ITパスポート分野別の計算問題の割合(ストラテジ系)
参考元:ITパスポート試験「過去問題(問題冊子・解答例)」
  • ストラテジ系出題数:35問
  • 計算問題の出題平均:2.5問
  • 計算問題出現率:約7%

ストラテジ系では、約2~3問くらい計算問題が出題されると想定しておきましょう。

マネジメント系

ITパスポート分野別の計算問題の出題数(マネジメント系)
参考元:ITパスポート試験「過去問題(問題冊子・解答例)」
  • マネジメント系出題数:19問
  • 計算問題の出題平均:1.5問
  • 計算問題出現率:約8%

マネジメント系では、約1~2問くらい計算問題が出題されると想定しておきましょう。

テクノロジ系

ITパスポート分野別の計算問題の出題数(テクノロジ系)
参考元:ITパスポート試験「過去問題(問題冊子・解答例)」
  • テクノロジ系出題数:44問
  • 計算問題の出題平均:4問
  • 計算問題出現率:約9%

テクノロジ系では、約4問くらい計算問題が出題されると想定しておきましょう。

身に付けておくべき計算問題の求め方「必須スキル」

身に付けておくべき計算問題の求め方「必須スキル」

上記の統計結果でどのくらい計算問題が出題されるのかある程度把握できたかと思います。

そこで次は、ITパスポート試験で必須の身につけておくべき計算の求め方を共有しておきます。

身に付けておくべき必須スキル

  • ビット・バイト変換
  • 基数変換
  • 稼働率

上記3つの計算方法は必ず試験でも問われるため必須スキルです。

では順番に見ていきましょう。

①:ビット・バイト変換

ビットとバイトの基礎と変換に関しての基礎知識は必ず必要になります。

ビット・バイトの基礎知識

ビットは、コンピュータ内部で扱い情報量の最小単位を表す数字です。

具体的には、コンピュータ内部では全ての情報を電気信号の「ON」「OFF」のみで判断しています。

この「ON/OFF」を「0か1」の2進数で表して数値化しています。

しかし0と1だけで表すととんでもない桁数になるため、バイトという単位でまとめるたりもします。

  • ビット=「0か1」で表した単位
  • バイト=ビットを8個にまとめた単位

例:こんな問題が出ます

以下の2進数をバイトに変換してください。

10101010,10101010

上記の2進数では、桁数が16桁あります。

  • 2進数の1桁=1ビット
  • 2進数の8桁=1バイト

まずビットに変換すると、10101010,10101010は16桁なので、16ビットになります。

バイトはビットが8個にまとめた単位なので、

16ビット÷8=2バイト

つまり10101010,10101010をバイトに変換すると「2バイト」になります。

このように単位を別の単位に変換する問題はかなり多いため、変換方法は身につけておきましょう。

単位について学びたい方は【コンピュータで扱う単位】情報量、時間、通信速度の単位~接頭辞の基礎をご覧ください。

②:進数変換

次に必要なスキルは進数変換です。

進数変換では進数から別の進数に変換したりする問題が多い印象です。

特によく出てくる進数は「8進数と16進数」です。

各進数の基礎知識

2進数

2進数は、0と1のみで表現される進数。

コンピュータの内部などはこの2進数で表されることがほとんどです。

8進数

8進数は、0~7の8個の数字を使って表現される進数。

7の次に桁上がりをします。例えば、「7→10」「17→20」みたいな感じです。

10進数

10進数は、0~9までの数字を使って表現される進数。

みなさんが普段の生活で使っている代表的な進数です。

16進数

16進数は、「0~9」の10個の数字と「A~F」6個のアルファベットを使う進数。

プログラミングやエクセルなどでよく使われる進数です。

例えば「9→A」「F→10」というように、9の次にアルファベットのAから始まり、Fが最後の数字となり桁上がりをします。

進数変換では、基数や桁の重みなどを使って変換をしていきますので結構ややこしいです。

理解するのにちょっと時間がかかるかと思いますが、自分のペースでしっかりと身につけておきましょう。

進数変換に関して学びたい方は【基数変換】各進数の基数と重み~基数変換の計算方法と変換方法を解説!をご覧ください。

③:稼働率

システムの問題でよく出題されるのは稼働率です。

稼働率に求め方には公式があるので記憶力が必要ですね。

稼働率の基礎知識

コンピュータシステムの信頼性を示す指標の1つに稼働率というものがあります。

稼働率=「システムが動作している確率」

この稼働率を求める場合は以下2つに指標を使います。

  • 平均故障間隔(MTBF)
    システムが故障してから、次に故障するまでの平均時間
  • 平均修理時間(MTTR)
    システムが故障して修理に要する平均時間

稼働率の求め方(計算方法の公式)

システムの稼働率の計算式公式

稼働率 = 平均故障間隔(MTBF) / 平均故障間隔(MTBF) + 平均修理時間(MTTR)

稼働率が上記の計算式を使って求めることが可能です。

稼働率について詳しく学びたい方は【性能評価と稼働率】システムの性能評価の指標~稼働率と求め方まで解説!をご覧ください。

補足:その他の覚えておくべき計算の求め方

損益分岐点(売上高)の算出

損益分岐点(売上高)とは、IT業界で事業を行う上での、「損」と「益(利益)」が分岐するポイントを算出すること。

【損益分岐点(売上高)の求め方の公式】

損益分岐点(売上高) = 固定費 ÷ (1 – (変動費 ÷ 売上高) )

順列・組合せ

順列とは、いくつかのものを、順序をつけて1列に並べる配列のこと。

【順列の求め方公式】

nPk=n!/(n-k)!

組み合わせとは、異なる 𝑛 個のものの中から k個取り出したときの、組み合わせの数のこと。(順列は考慮しない)

【組み合わせ求め方公式】

nCk=n!/k!(n-k)!

論理演算

論理演算とは、真と偽の二通りの間で行われる演算のこと。

コンピュータでは真を1に、偽を0に対応付けたビット演算として行われることが多いです。

論理演算はちょっとややこしいので知りたい方は【論理演算と論理回路】各種回路の種類とビット演算〜半加算器と全加算器をご覧ください。

上記で説明した全ての求め方をマスターすれば、ITパスポートの計算問題対策は完璧と言えるでしょう。

計算問題が苦手なら最悪捨てても問題なし

計算問題が苦手なら最悪捨てても問題なし

計算問題が苦手な方で、いくら頑張っても克服できない場合は最悪捨てても問題はないです。

その理由は以下通り

  • 1分野300点以上を獲得すれば大丈夫
  • 1問あたり1分20秒で解答しないといけない

順番に見ていきましょう。

理由①:1分野300点以上を獲得すれば大丈夫

ITパスポートの合格基準は以下通りです。

評価合格点
総合得点600点/1000点満点
分野別評価点
ストラテジ系300点/1000点満点
マネジメント系300点/1000点満点
テクノロジ系300点/1000点満点

 

上記内容がITパスポート試験の合格基準となっております。

つまり3各分野で3割以上の問題に正解すればOKということです。

  • ストラテジ系の場合、35問中12問以上正解が必要。
    ※計算問題の出題数の平均は2.5問
  • マネジメント系の場合、19問中7問以上正解が必要。
    ※計算問題の出題数の平均は1.5問
  • テクノロジ系では、44問中15問以上正解が必要。
    ※計算問題の出題数の平均は4問

上記を見ていただけばわかる通り、計算問題が解けなかったとしても合格基準にそこまで影響しないですよね。

つまり、計算問題の出題数は少ないため、苦手な方は捨てても問題ない理由の1つ目です。

理由②:1問あたり1分20秒で解答しないといけない

ITパスポートの試験時間は120分、出題される問題数は100問です。

そのため、1問あたり1分20秒で解答していかないと全問題を解くことができません。

「制限時間を超えて全て問題に挑戦できなかった..。」というのだけは避けたいですよね。

このようにならないためには、つまずいた部分は捨てることが無難です。

苦手な計算問題に注力するのは、合格するために必要なことではありません。

そのため、計算問題に時間がかかれば逆に合格が遠のくため、苦手な方は捨てても問題ない理由の2つ目です。

まとめ:計算問題の割合は「平均8%」苦手なら最悪捨てても問題なし

まとめ:計算問題の割合は「平均8%」苦手なら最悪捨てても問題なし

ITパスポートの計算問題と割合と対策方法については上記内容で以上となります。

それではまず今回の内容をまとめていきましょう。

まとめ

  • 計算問題の出題率は「平均8%」
  • 計算問題は、求め方を理解すればそれほど難しくない
  • よっぽど計算が苦手な方は捨てても問題なし

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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それではまたお会いしましょう。

黄島 成
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